アマチュア大会 GANBA FIGHT について
こんちは、平井道場の良星です。
今月のコラムは10月20日にありましたの試合のアマチュア大会『GANBA FIGHT』について書かせて頂きます。
今回は大会には平井道場から子供から大人の会員さんまで、22名の選手で参加させて頂きました。
全員の結果や試合の内容をお書きしたいのですが、書ききれなくなってしまうので今回は大会の一部を皆さんにお伝えします。
先ずはアマチュアの試合に出てみたい!と平井道場に入会し、いつも練習を張り切っている大学四年生の「まさき」「なおき」
2人とも日々の練習を切磋琢磨し合い、お互いに高め合って今回の試合に臨みました。
まさきはとても気持ちが強いのですが、初の試合で自分のペースが掴めず、最後は相手選手とお見合いしまう場面もありドロー。
なおきはテコンドーがバックボーンであり、上手い試合展開でしたが、相手選手の気持ちも強く、最後はお互いバチバチの打ち合いに持っていき結果はドローとなりました。
まだまだ2人とも気持ちで技術を上回れるところがあったので、平井道場の生徒として気持ちを強くしていこう。とアドバイスしました。
そして、次は親子で初出場の「石田親子」
お父さんの石田さんは、トレーナーの白岡のパーソナルトレーニングを受け最高のコンディションで試合に挑みました。
石田さんが外でアップをしている時に身体を見ると、とっても仕上げられた身体になっていました!!
試合はドローでしたが、試合開始から自分から攻め続け、ナイスファイトでした。
そして、息子の勇太郎は初出場で試合前に少し緊張していましたが、試合になるとその緊張を一気に解き放って、最高の試合を魅せてくれました。
また、今回試合に初出場の子は沢山いて、
年長の「エース」小学3年生の「りょう」5年生の「かつみ」が初出場でした。
みんな初出場であり、緊張や不安でいっぱいだったと思いますが、彼らはそれを乗り越えました。
試合当日にセコンドについていた会長や僕、仲間たちが自然とみんな声を上げて応援するくらい白熱した試合を魅せてくれました。
そして、その日の試合の中で僕の中のベストバウトは小学3年生の「りょうた」です。
試合が始まると1ラウンド目序盤からかなり激しい打ち合いになりました。
対戦相手の打撃がかなり強く試合は負けてしまいましたが、りょうた自身の気持ちは全く負けてなく、最後の最後まで試合を投げ出さずに果敢に攻めようとしていました。
最後の最後まで気持ちを切らさず怖い思いを押し殺して、相手に立ち向かったりょうたの試合に本当に感動しました。
こういう後輩の素晴らしい試合を見ると、また選手として僕もさらに強くならなければと思いますし、指導ではキックボクシングの技術だけでなく、『心の強さ』を今後も子供たちに伝えていきたいと思います。
今日ここに書ききれなかった試合もどれも全てとても良い試合でした。
子供達や選手たちはこの試合に出るにあたり、たくさんの辛い練習を乗り越えてきました。
試合のために流したたくさんの汗や涙は、今後彼らの生活や人生の糧に必ずなると思います。
そして、この様な素晴らしい大会をいつも開催していただいている『Monster Gym』会長、運営して下さった皆さん本当にありがとうございました。
今後もこの素晴らしい大会に平井道場がお世話になりますのでこれからも宜しくお願い致します。