『ウインドサーフィンをしてるときは、かっこいいよね』
ウインドサーファー尾川潤の第1回目のコラム
『ウインドサーフィンをしてるときは、かっこいいよね』
僕がウインドサーフィンを始めてからこの言葉を何百回言われたことでしょうか。
(ごめんなさい、何百は盛りました。そんなにかっこよくないです。はい。)
皆さんも見た目や外見だけで判断されてちょっと損をした思い出はありませんか?
僕はウインドサーフィンをすることが半分仕事のようなものなので、年中海にいることが多く、普通のサラリーマンに比べると肌の色が黒く、街中を歩いているだけで浮いてしまっています。
そのため、ちょっと変わった目で見られることがよくあります。
こんな色黒で人相も悪ければ、きっと初対面の人間は、あまり良い印象は覚えないんでしょうね(笑) 僕からすると、ただ陸で服を着て、ただ生活しているだけなんですけどね。
でも、そんな僕にも輝ける場所があるんです。
それが “ウインドサーフィン” をしているときなんです。
どうやらウインドサーフィンをしているときはかっこいいらしいです。
(素直に喜んで良いのか悩む言われようですが…。)
よくスポーツをしている男性はモテるとか言われますが、その類でしょうか。現実はそんなに甘いものではありません。
できることなら、朝から晩まで海の上でウインドサーフィンをしながら生活して、いつでもかっこいいねって言われてみたいものです。(笑) 僕の取り柄にウインドサーフィンがあって良かったなって切に思います。
なんでこんな僕でもウインドサーフィンをしている姿はかっこいいのか考えたときに、それはやっぱり何か目標に向かって努力して、本気で向け合っているからなんじゃないかなって思うんです。レース中の写真をあとから見せてもらうと、目つきが違ったり、額に汗をかいていたり、リアルに戦っている姿があります。
これからもウインドサーフィンを色んな方々にも知ってもらい体感してもらう活動を広めていきますが、「かっこいいなー」「やってみたいなー」ってよく言われるんです。
本当は “ウインドサーフィン” なんてかっこよくないんですよ。何が大事かって、何か自分の得意とすることをやり続けて楽しむことが、かっこいいんです。
これからもたくさんの人にこんな僕の姿を見てもらえるように、頑張っていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。
最後に。
好きなことをしているとき,何かの夢や目標に向かって突き進んでいるときがやっぱり一番輝けるんです。皆さんも自分が一番輝ける場所で、夢を追いかけて、素敵な人生を送りましょう!