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メキシコ・カンクン

ウインドサーファー尾川潤の第16回目のコラム
『メキシコ・カンクン』
 海外遠征コラム第11弾は、2018年メキシコのカンクンというところで開催された北米選手権に出場した際の遠征記です。
 カンクンはメキシコ南東部のカリブ海沿岸に位置する都市で、透明度が高くエメラルドグリーンの海と白いビーチに豪華なホテルが立ち並ぶリゾート地です。大会のあった5月の時期は、ちょうど雨季にあたり、スコールのような雨が降ったと思えばすぐに晴れ間が差してくるような日が多かったのを覚えています。今回の宿泊先は、ビーチ沿いのリゾートマンションの一室を借りて7人でシェアしました。ジムがあったり、プールがついていたのでトレーニング後にカリブ海を一望しながらクールダウンで泳いだりと、最高の環境でした。現地の街の雰囲気はというと、まるでその時期に公開されていたディズニー映画『リメンバーミー』のメキシコを舞台とした世界観のまんまでした。ちょうど行きの飛行機の中で観ることができたので、その印象がすごく残っています。劇場公開を待たずして飛行機の中で最新の映画を観れるのも海外遠征の醍醐味ですね。
 今回の遠征は、直前に関東で国内遠征があったこともあり、そのまま成田空港からの出発となりました。アメリカのヒューストン経由で15時間ぐらいかけてカンクンに到着です。長時間のフライトに加えて14時間の時差もありましたが、体内リズムを整えることはもう慣れたものです。
 ここで僕が遠征の時によく行なっている時差ボケ対策を少し紹介したいと思います。まず、日本を出発した飛行機の中で現地の時間に変更しておきます。そうすることで現地での就寝時間や食事時間などの生活リズムに合わせることができるからです。飛行中に出される機内食の時間は現地の到着時間に合わせて提供されているので、合わせた時計を見て、それが何ご飯なのかしっかり把握して食すようにしています。現地の到着時間が朝になる場合は、到着ギリギリまで寝ている方がいいので、フライトの前半はできるだけ睡眠はとらず、後半にしっかり寝るように心がけます。反対に、夜の到着の場合は宿に着いてすぐに寝ることになるので、機内食を食べてたら早めに寝るようにして、後半は起床して映画を見たりして過ごします。そして現地の到着後の過ごし方は、朝はしっかり太陽の光を浴びるようにします。そうすることで自然と体内時計がリセットされます。また朝から少し熱めのお湯をためてお風呂に浸かるようにしています。これは交感神経が刺激され身体がシャキッと目覚めるので効果的です。

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