ラクロスの10年後
ラクロスの10年後
寺西志保美です。
これからラクロスの事を中心に色々お伝えしていきますのでよろしくお願いします。
私は2017年にワールドカップに行ってから、ラクロスの10年後を真剣に考える様になりました。
一体日本で、世界でラクロスはどうなっているのだろう。
ラクロスはどういう価値を持っているのだろうか。
私はラクロスとどう関わっているのだろうか。
ラクロス選手は既に注目をしていますが、2028年のロサンゼルスオリンピックではラクロスがオリンピック競技になるのではないかと言われています。
ラクロスは1908年のロンドンオリンピック以降行われておりません。私はようやく世界中の人がラクロスという競技に注目する瞬間がやってくるんだと興奮する反面、今のままではラクロス路という競技の面白さが伝わりきらない!と焦る気持ちもありました。
2028年までにまず、日本国内がラクロスで盛り上がるための準備が必要だと思い、同じ気持ちを持つ社会人選手で普及や強化活動を目的とした団体を立ち上げました。
オリンピックになってからではなく、2028年でのオリンピックで終わることなく、その先もずっと世界中の人々に感動を与え、勇気を与え、ココロを熱くさせるスポーツでありたいと思っています。
何故そこまでラクロスに対して熱量があるかというと、私自身ラクロスに人生を変えてもらったと言ってもおかしくない人生を歩んでいるからです。もちろんラクロスに出会っていなかったら他のものに没頭していたかもしれませんが、こんなにもスポーツをしている中で、人間としての考え方や人との関わり方、伝え方を学ぶ瞬間には出会うことは出来なかったのではないかと思っています。どういった事を学んだかは今後のコラムに掲載させていただきますね。
とにかく、私の人生を変えたであろうラクロスで、次は私が他の人の人生の大事な瞬間を生み出せる人間になりたいと思ったのです。だからこそ私は選手としてラクロスの魅力を伝えるために日々練習に励み、自分自身のレベルアップを絶やさず行い、自分のプレーで誰かに勇気や感動を与えられるような選手になりたいと思っています。
そして
「2028年には選手としてフィールドに立っていたい」
そんな夢を抱いているのです。
「2028年まであと10年!」
と言っていた時からあっという間に1年が経ちました。ラクロスの10年後はまだまだ想像しきれませんが、今の自分たちの想いや行動が必ず形となり、ラクロスの未来を変えていけると私は信じています。