1. HOME
  2. Blog
  3. 【これまでの半生#3】

【これまでの半生#3】

皆さんこんにちは

今回は前回の新人王トーナメントの敗戦後のお話しをさせていただきます。

自分のファイトスタイルを過信していた俺は新人王トーナメントの決勝戦で見事なまでに完封負けをし、このままでは通用しないんだなと練習方法から見直しました。

先生もいなければそう言う部分を指摘してくれる人もいない。
なので自分で気づき自分で修正しながら成長せざるを得ない環境でした。

そして約半年後に復帰戦の場を与えてくれたのは中国地方でずっと修斗の普及に努めている「闘裸男」と言う大会名のイベントでした。

俺はアマチュア時代から闘裸男のリングは上がらせてもらってて、闘裸男のおかげで、闘裸男と共に成長して来たと言っても過言ではありません。
地方選手には試合の場自体が少ないという現状の中で、中国地方には闘裸男があった事で俺のプロ生活が救われました。
闘裸男無くして今の自分はありません。
本当に山本会長には感謝してます。

そんな闘裸男でDOUBLEメインイベントと銘打たれ、復帰戦を行う事になりました。

相手はこれまたプロ20戦目の大ベテラン選手でした。
復帰戦で格上選手とのマッチメイクを組んでくれてホントありがたかったです。
おかげで気合いは十分!
試合も無事に一本勝ちする事が出来て復活の狼煙を上げる事が出来ました。

そこからこの試合を含めて3連勝をマークして戦績を7戦6勝1敗(5つの一本勝ち)にした所でクラスAに昇格を果たしました。

修斗は戦績によってクラス分けがされています。
例えばアマチュアはクラスC、デビューしたてはクラスB、そしてランキングなどに入れたりする様になるにはクラスAにならなければなりませんでした。

とは言ってもこれは俺の時代の話で、今は若干変わってます。
アマチュア→アマチュアのまま
デビューしたてはクラスC
何戦か勝利するとクラスB
ランキングに入れる位まで成長するとクラスAという形に現在では(カット)なってます。

そんな中で迎えたプロ8戦目、クラスA初戦で用意された相手は当時世界ランキング3位で修斗の欧州王者、20戦14勝4敗2分のフランス人強豪選手でした。
舞台もTDCホール(東京ドームシティホール)で、もう御膳立ては完璧と言ってもおかしくない状況でした。

しかし、しくじり先生を地で行くような俺は、こんな大事な場面でもしくじります。
とりあえずあがってしまった訳です。。。

クラスA初戦、相手は欧州王者、舞台は東京TDC…

いつも大事な所でやらかす俺はホント嫌になります(笑

緊張で思うように動けず敗戦してしまった俺は、今後対戦していく相手は全てクラスAの選手達ばかりでバケモノ達ばかりなんだと改めて思い知らされると同時に、世界と戦うのに今の環境で大丈夫なんだろうか…と、不安になりました。

格闘技始めた頃から田舎で1人でやって来た俺はこの敗戦で決心します。

環境を変えてみよう!!

と言う事で東京でアパート借りてやってみる事にしました。

次回は上京編です。
続きはまた^ ^

Related posts