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これまでの半生#10

【これまでの半生#10】ライト級タイトルマッチ〜海外でのタイトル獲得なるか

皆さんこんにちはー!!!

遂に自分の格闘技人生を綴った自叙伝も佳境を迎えてます(笑

韓国ROAD FCで4連勝を達成し、遂にライト級タイトルマッチまで辿り着いた俺は海外でのタイトル獲得に燃えてました。

試合前のトラッシュトークなど、やはりタイトルマッチなだけあって盛り上がりも凄かったです。

それでも今までの試合で韓国にも応援してくれる人も沢山出来て、外敵の自分でも沢山の人に応援してもらえました。

試合の方は正直良いところがあったかどうか…

序盤にテイクダウンを取り掛ける事が出来てくみ付きにタックルへ行った際にケージに頭を打ち付けてしまいその反動で頸椎ヘルニアが発動……

一瞬首から下に電気が走ってしまい、立たれてさ逆に下になってしまう。

その後またスタンドに戻り最終的に右ストレートを被弾してしまいそのままパウンドまとめられてTKO負けでした。

気持ち的には十分だったし体調も試合中にヘルニアで電気が走ってしまったのはダメでしたが、試合を迎えるまでは良かっただけに残念です。

ただ、自分がまだまだだったって事です。

普通なら敗者はそのままケージを降りるのですが、その時は何故かケージ内にとどまるように指示されました。

勝利者インタビューの後に敗者にもインタビューが回ってきました。

正直KO負け直後だったので頭がフワフワしてましたが、負けたのにマイクを持たせてもらえたので韓国のファン、日本のファン、仲間、そして嫁さんに対する感謝を伝えさせてもらいました。

嫁さんは強かったんですが、女子格闘技不遇の時代に全盛期を迎えていたのでタイトルとは縁がありませんでした。

そんな彼女に日本のベルトでは無く俺がこの試合で勝つ事が出来たなら海外団体のベルトを1番最初に巻いてあげたかった。

と言う話しをさせてもらいました。

すると韓国のファンの方達に凄く共感してもらえました?

普段なら照れ臭くて言わないような事でしたが、KO負け直後でよく訳がわかってなかったかも知れませんね(笑

そしてその後王者クォン・アソルへの挑戦者決定100万ドルトーナメントが開催される事になりました。

タイトルマッチまで辿り着きましたが、力及ばずTKO負けを喫した自分がそのトーナメントへ出場するか否か…

悩みましたがファンの皆んなの後押しもあり、100万ドルの事よりももう一度王者クォン・アソルと戦いたいという一心でトーナメント出場を決めました。

そんな100万ドルトーナメントの初戦がタイトルマッチ敗戦の僅か2ヶ月後となりました。

KO負けのダメージを抜き、練習復帰してから追い込み開始するには2ヶ月は流石に短過ぎる期間でしたが、、、。

やはり100万ドルトーナメントと言うこともあり、トーナメント参加者もかなりの強豪揃いでした。

そして初戦の相手も決定。

元UFCファイターの中国系カナダ人選手のアルバート・チャン選手。

ではそんな100万ドルトーナメント編につきましては次回書かせてもらいます。

ありがとうございました^_^

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