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バーティカルランニングの歴史

ワールドシリーズを転戦することで、世界各地で多くの大会やイベントが開催されていることを知った。
日本でも2016年に3大会だったものが、2020年には8大会が予定されており、
徐々にではあるが人気が出てきていることを肌で感じています。

日本最古の大会は、1990年池袋サンシャイン60で開催された「サンシャイン60ビル駆け登り大会」である。
では、バーティカルランニングの起源は何処にあるのか?独自に調べてみました。

▌あの頂上まで何分で登れるか・・・
1730年イギリス・ロンドンにある「Monument to the Great Fire of London」は
ロンドン市街で起きた大火災の慰霊塔であるが、高さ61m段数300段のこの建物を
一体どのぐらいの速さで登れるのかチャレンジしたことと、3分程で登った事実が記録されています。
この競技性のある挑戦が、記録として残っている最古のバーティカルランニングといえそうです。

▌究極のフィットネステスト開催
1905年フランス・パリのエッフェル塔では、各界のアスリート300名を招集し、
729段の階段を駆け登る「階段選手権」を開催。
“究極のフィットネステスト”として、当時の雑誌やラジオなど、多くのメディアや観客で盛り上がった。
第1回大会のチャンピオンは、サイクリストのフォレスターという選手でした。
なお、このエッフェル塔での大会は現在も開催されている。

▌最も長く続く大会
アメリカ・ニューヨークに聳え立つのは、言わずと知れた超高層ビル、「エンパイアステートビル」だ。
1973年から現在まで毎年開催しており、世界で最も継続され、選手に親しまれている大会といえる。
その人気の高さから現地在住の日本人選手も参加しているようで、国境を感じさせないスポーツに成長している。

▌世界戦、日本上陸
2016年、いよいよ日本にも世界戦として採用された大会が現れた。
大阪「あべのハルカス」で開催されたハルカススカイランは、初年度から参加者1,000名を超え、
2019年には約1,500人が参加したビッグイベントとなった。
1,000名を超える大会は規模が大きく、世界的にみてもこの規模の大会は少ない。
2017年からVertical World Circuitの後半戦にも組み込まれ、
バーティカルランナーのトップ選手達が大阪でしのぎを削っている。

2019年、全世界で開催された大会は200を数え、年々増加している。
今後は日本でも更に増加し、ビジネス展開をする企業等が増えると予想されています。
競技面、ビジネス面、更には健康産業として、目が離せないスポーツです。

                                             以上

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