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バーティカルランニングの大会~国内メジャー大会編~

国内における現在開催されている大会をリストアップしてみた。
「バーティカルランニング」はISF(国際スカイランニング連盟)が定める規格を満たしたものをいうが、
ここでのリストは階段が主なコースで実施されている大会を挙げています。
また、参加カテゴリーや参加費、大会規模などを簡潔に記した上で、私自身が参加した所感をまとめました。

▌東京タワー階段競走
高さ:105m 段数:531段 レース階数:17階
参加定員:500名 2019年参加人数:475名 参加費:4,320円

昨年までに8回大会を迎え、国内バーティカルランニングの大会でも知名度の高い大会となっている。
参加者層のほとんどは競技思考が高く、マラソンランナーや陸上選手、その他多くのスポーツからの参戦がある。
主催団体がマラソンのクラブチームで、競技実績のあるランナーによる普及が進められてきたのもあり、
毎年6月のマラソンシーズンから外れた開催がヒットしている。
バーティカルランニングが普及し始めた第6回大会から急激にタイムが伸び始め、
参加する選手の口からはマラソン同様に「サブ3」「サブ4」などという言葉も出てきている。

▌ハルカススカイラン
高さ:288m 段数:1,610段 レース階数:59階
参加定員:2,200名 2019年参加人数:1,815名 参加費:5,500円
※海外エリートの部、一般の部、キッズの部、リレーの部あり

日本最高峰の超高層ビルで行われるこの大会は、ワールドシリーズの一戦にも指定されている。
世界大会の名に相応しく、近くのホテルや駅などの施設がスポンサーになるなど規模が大きい。
有名芸能人やアスリートが競技に参戦するなど、観客を楽しませる要素も盛り込んでいる。
近畿地区の大学生など、まれにとんでもない記録を出す選手も出てきており、
次世代バーティカルランナーの発掘場所にもなっている。
キッズの部では毎年200名以上の参加があり、親子で参加する家族も少なくはない。
近くの公園には大会に参加したであろうゼッケンを付けた家族連れが多く見られ、
階段上りを楽しむのは大人だけではないということを証明してくれている。

▌名古屋MIDLANDLAND SKYRUN
高さ:200m 段数:1,197段 レース階数:44階
参加定員:1,600名 2019年参加人数:1,235名 参加費:4,000円
※チームの部、個人の部、ダブルアタックの部、キッズの部あり

ハルカススカイランと並ぶ200m超級の大会。
世界大会であるハルカススカイランの日本代表予選ラウンドに指定されており、
マラソン、トレイルランニング、スカイランニング、その他多くのアスリートが集結する。
この大会の醍醐味は、昼間の部と夜間の部でそれぞれ表彰があり、両部門に参加した選手への表彰もあることだ。
更にはチームの部で企業が団結する姿も見られ、他にない盛り上がりがあるのも特徴。

次回 国内マイナーレース編

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