インド体験記#2
こんにちは。
世の中色々なことが起こっていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回もまたインドで経験した事を書いていきます^_^
2015年秋、ご縁やタイミングに恵まれてインドでヨーガの研修に3週間ほど参加させていただきました。(滞在期間は一ヶ月)
ちなみに前回のコラムで書いた内容もこの時の滞在でした。
3週間滞在したアシュラム(ヨガの修行をする道場)。山奥にあるのですがとっても綺麗な所でした。
インドは6回行っていますが、こんなに長期いたのはこの時が初めてで、ご飯も美味しかったし(笑)、街の人は優しかったし、周りにいたワンチャンや牛さんは可愛かったし(笑笑)、とってもとっても貴重な経験を沢山させてもらいました。
アシュラムでは毎日歌っていたチャンティング。
(神様を讃えた歌や、マントラにメロディをつけて歌う事だそうです。神は遠い存在ではなく自分の中にいると考えられていて、チャンティングを歌うことで自分の中にいる神の存在を感じたり忘れないようにする、という感じです。)
チャンティングは毎日必ず歌っていたものと、その日に歌う人が選んだり…もありました。
その中で特に強く印象に残っている歌があります。
「Kali Ma 」
というチャンティングです。
女神を讃えるチャンティング、だったと思います。
歌詞はこんな感じです↓↓↓↓
Kali Ma Kali Ma Kali Ma Kali Ma…
Durga Ma … …
Lakshmi Ma … …
Saraswati Ma … …
Mary Ma … …
Mother Ma … …
Be With Me … …
Set Me Free … …
・Kali(カーリー: 死と破壊の女神)
悪いものがなくなりますように。
・Durga(ドゥルガー: 悪いものから守ってくれる戦士の女神)
命あるものを傷つけることがなくなりますように。
・Lakshmi(ラクシュミ: 富と美の女神)
富(良い性質)が得られますように。
・Saraswati(サラスワティ: 知恵と芸術を司る女神)
常に学ぶ心を持てますように。
・Mary(メアリー: 聖母マリア)
慈しみの心を持てますように。
・Mother(マザー: お母さん)
母のような強い心と無償の愛を与えていけますように。
・Ma(マー)はサンスクリット語でお母さんという意味だそうです。
・Be with me
いつも私たちの心に女神を思います。母なる女神はいつも私たちと一緒にいます。
・Set me free
私たちを恐怖や執着、嫉妬などネガティブなものから解放し、自由に羽ばたかせてください。
シンプルな言葉の繰り返しなのですが、穏やかで優しいメロディがとても心に響く歌でした。何度聞いても、誰が歌っても涙が出る歌でした。
私の中の深層心理に働いているのかもしれないです。
日本でもお経とか念仏を唱えたりしますよね。
こちらもインドの経典から発生したと言われています。
言霊と言ったりするように、やはり言葉から発するエネルギーって凄いなぁと改めて思いました。
とっても素敵な歌なので、いつか皆さんの前で歌える機会があればいいなってこっそり思っています。