ジャパンクラシックチャンピオン
これから大きい試合が続きます。
本日はノーギアベンチプレスの日本最高峰の試合、ジャパンクラシックが徳島県徳島市で開催されます。
前回は久しぶりの試合で近畿大会に出場しました。
ひさしぶりということでマスターズの日本記録を更新することを第一段階と考えていました。
そこは難なくしっかりとクリア出来ました。
今回は前回の近畿大会よりは少しでも重たいものを持ち上げれるように頑張ります。
今はこのコラムを書きながら減量の順番を待っています。
ベンチプレスの大会の減量は試合の2時間前におこないます。
そして順番に1人ずつ行います。
大体ですがベンチプレスの試合は15人から20人ほどで行います。
検量の時にスタート重量も申請しますので、
だいたい1人2から3分ほどかかります。
ということは、1番最初の人と1番最後の人で1時間ほどの時間差が生まれます。
これを見てると先に検量の人の方が有利そうですが、どちらもメリットはあります。
先に検量を終わった人はいち早くご飯を食べたりしてリカバリーできます。
しかし、デメリットもあります。
それは同じ重量を申請すると先に試技をしなければなりません。
要するに後で減量した人は後攻めをすることができます。
なぜ後攻めが得なのか?
それはベンチプレスの試合は1人3回しか試技ができません。
それも軽い重量の人から順番にやっていきます。
それで全員が一試技終わると第二試技が始まります。
という感じで第三試技までやります。
そして、申請重量は自分の試技が終わったら1分以内に申請しないといけません。
ということは、後攻めだと前の人が申請した重量を見て自分の申請重量を決めることができます。
これがあるから後出しのほうが有利になります。
同じぐらいの選手と試合をしている時は後から攻めて、相手の重量を見て申請していくと常に相手より有利に試合を進めることができます。
同じレベルの選手がたくさんいる場合はなお有利に働きます。
なので、検量の順番は自分が今どのような状態かによって先がいいのか後がいいのか変わってきます。
ちなみになんですが、検量の順番はランダムで決まります。
そして、今回のこの徳島でのジャパンクラシックのライバルは元66キロ級(自分の階級の一つ下の階級)の世界チャンピオンの斉藤選手です。
そして、運命のロットナンバーは自分が先、斉藤選手が後です。
このロッドナンバーは吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知ることとなります。
まずは今シーズンの全日本の初陣を勝利で飾りたいので、しっかりと練習でやってきたことを試合でやりたいと思います。
もうすぐ運命のゴングがなります。
今から試合に向けてゆっくりと落ち着いていつも通り気持ちを作っていきたいと思います。
まずは食事を軽くして、試合中にお腹が減らないようにしようと思います。
それと食べすぎて動けなくならないように気をつけて食べる量をしっかりと調整して、考えて食べようと思います(笑)