【寛仁親王杯の結果】
Vol.3
今月で3回目のコラムになります!
ビリヤードプロのクリリンこと、栗林達です^ー^)
さてさて、もうクリスマスのシーズンが近づいてきておりますね〜♬
私も自分が経営しているお店
『BILLIARD SPORTS KULICKS』では、少しずつクリスマスに向けて、少しずつ(色々、とか装飾などを、などに変更)変えていっておりますよ〜!
クリスマスってどんなイベントがお客様にとって楽しいのかな〜っと考えているのですが、中々思いつかないもんですね〜。。。
なぜなら、クリスマスというイベントに参加してきた事がないからでございます(汗)
今年からビリヤード&スポーツバーを経営し始めたので、なにせ全ての事が初なんですよね。
イブとクリスマスにはしっかり決めておかないとですね〜(^^;)
ここからは私のトーナメントの出来事を書きますね!
私は日本でポケットビリヤードトーナメントプロを15年間しておりますが、毎年11月に行われる(カット)
『全日本選手権(寛仁親王杯)』
という日本最大の国際トーナメントが開催されます!
この試合には、外国人トップ選手も多数集結します!
合計人数は、(カット)200名ものプロが参加されます。
私は前年度では(カット)、決勝戦敗退し準優勝という結果だったので、今年(こそ)はという意気込みで挑みました!
種目は男子は10ボール。女子は9ボールで行われます。
一般的に主流なゲームは9ボールですが、男子は10ボールというゲームが選ばれます。(時には男子も9ボールが種目になることも・・・)
男子の試合は、10ボールの9セット先取り
9セット先取りというのは、1〜10番まで10個あるボールの中から10番を一回落とす事に1ポイントもらえます。
要は9回相手よりも先に10番を沈めれば、勝ちというルールで対戦します。
場所は兵庫県尼崎市にありますアルカイック・オクトホール。
私は前日に移動。普段夜の仕事なので、生活リズムが逆転してしまっていたので、ちょっと寝不足気味になるように前々日から調整をし、新幹線で尼崎へ移動。
会場に到着して、前日の最終練習を行い、調子を確認。
やはり普段練習しているテーブルではないので、全然違う感覚になりますね〜。
ん!?
なんで違う感覚に!?!?
と、思われる方々が一般的ですが、実はビリヤードも(は)テーブルの種類、テーブルに敷いてあるクロスの種類や新しさ、ボールの新しい古いという部分が大きく影響します。
更にプラス(カット)、湿度や照明の熱、天候も影響するんですよね〜(汗)
なので、プロ選手は必ずコンディション確認のために、前日練習を怠らないんです!(他のスポーツでも一緒かなw)
前日練習して寝るタイミングもバッチリ整え、最高の状態で大会初戦へ!!!
一回戦はシンガポール選手と対戦し、調子は絶好調!
9−0で一回戦を勝利!
完封できたかな〜!内容的には^〜^)
そして二回戦へ。
2回戦は、中国の若手ナンバー1の17歳の選手(世界的にも上位のレベル)。
私が先制点を取り1−0。
相手のスーパープレイで、一瞬で1−5とリードされる。
でも調子が良い私は、精神的に全く動じず6−6まで追いつく。
そこでまたスーパープレイで6−8とリーチをかけられる。
僕も粘りを見せて、8−8のリーチリーチまで追い上げる!
ここからは1ポイントとった方が勝ち!要は1セット先取りということ。
僕は最後のブレイクを打ちました!
かなり良いブレイクショットを放ちました!!!!
が、しかし、手球(白いボール)が色々なボールにカンカンと当たり、手球だけが穴に落ちてファール。
・・・
・・・
8−9で終了。
ビリヤードの試合はトーナメント形式で行われますが、敗者復活戦というダブルイリミネーションという方式で進行するので、まだ終わりではありません。
そこから敗者復活戦を勝ち上がり、ベスト64へ進出!
ベスト64からは、シングルトーナメントの11セット先取り。要は負けたら終了ということです。
そこで日本の大先輩のプロと対戦!
(元日本を代表するプロに君臨していたプロです)
絶好調の私は6−2をリード!
調子は絶好調維持!
そこで私が小さなミスを・・・・・・
・・・
・・・
ここから悪夢が待ち構えておりました・・・
・・・
まさかの全く出番が無く、6−11で捲られて試合終了。
マクラーレンを喰らってしまいました・・・(涙)
もう完敗と言わざる終えない最高のプレーをされてしまいました(涙)
ちょっとの気の緩みが、このような展開を招いてしまうビリヤード。
めっちゃ怖いですよね。。。
でも、このスリルがたまらないビリヤード!
今回の大会が日本での一年間で一番大きい試合ですが、海外の公式トーナメントと比べると舞台の大きさが比較になりません!
私の夢は、海外トーナメント制すること!
一度だけ、海外の公式トーナメントで大舞台の決勝戦を戦ったことがあります。
そこでの敗退は、いまだに忘れません。
あの舞台で勝ちたい気持ちがずっと残っています。
何回もチャレンジをして、いつか大舞台で天辺に登れるように挑戦していきます!
みなさま、私のこの挑戦を応援してください!
何としても叶えたい夢を実現させようと思っています。
僕のチャレンジはまだまだ続く。。。。。